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第2回 ベランダにBSアンテナを取り付けよう BC453SK/BC453CSK

  • BC453SK
BC453SK
  • BC453SCK BC453SCK

強風に強いBSアンテナもラインアップ

強風によるアンテナの回転や位置ずれ・破損による突然の「映らなくなった!」に未然に対処する、耐風速性能を高めたBSアンテナです。安定した受信を実現し、台風後のアンテナ調整や取り換えなどの手間を減らします。

bc453sgkイメージ図

取付方法は動画でもご確認いただけます

取付の前に

1アンテナ方向のチェック

アンテナを南西方向に向けて取りつけられるベランダや壁面を選んでください。
アンテナは取り付けただけでは映像は見られません。

方向調整が必要です。

【重要】

  • 南西方向にビルや鉄塔・樹木などの障害物がないところに取り付けてください。
    設置場所の目安としては、午後2時ぐらいに日が差す場所ならOKです。

※太陽の位置は季節によって異なります。春分の日(3月)、秋分の日(9月)の午後2時の太陽の位置が目安です。

アンテナ方向のチェックイメージ

このような場所には取り付けないでください

  • このような場所には取り付けないでください01冬:受信できる
  • このような場所には取り付けないでください02夏:受信できなくなる
  • このような場所には取り付けないでください032階では受信できても1回では受信できない場合もあります。
2テレビ・レコーダー等のチェック!

テレビやレコーダーの背面を見て、BS端子があることを確認します。

テレビ・レコーダー等のチェックイメージ
3アンテナの購入前に

ケーブル、設置場所に適した取付金具やネジが必要です。

設置場所に適した別売りの取付金具やネジなどを使用することで、ベランダの手すりの格子や笠木、または屋根の上、壁面・柱などにアンテナを取り付けることができます。

様々な設置場所

  • 今回ご説明するのはこちら!
    ベランダ設置例イメージ
    ベランダ設置例ベランダに手軽に取り付けできるキット付きのBSアンテナ商品もあります。
    • コンクリート手すり設置例イメージ コンクリート手すり設置例
    • 屋根設置例イメージ屋根設置例
    コンクリート手すり、屋根の上、壁面など取り付けが難しい場所は電気工事店に相談してください。
そこでおすすめなのがこちら!

ベランダの取り付けに便利な取付金具や同軸ケーブルが付属したかんたん取付セットです

1. アンテナの組み立て

1反射鏡にコンバーターアームを付属のスパナを使用し取り付けます
締め付けトルクとは
反射鏡にコンバーターアームを取付イメージ
2コンバーターにケーブル(付属品)を取り付けます
  • 付属のF形接栓(以降接栓)を同軸ケーブルにつないでください。
  • コンバーターに同軸ケーブの接栓を接続します。
    ※芯線に間借りがないこと確認し、まっすぐ差し込んでください。
  • 防水キャップをしっかりと奥まで差し込みます
コンバーターにケーブルを取付イメージ
アンテナマウント右側面の日本地図を参考に、矢印をご使用の地域に合わせてください、上下角固定ボルト(M6)を左右交互に締め点け、仮固定します。

<参考>

  • 上下角の詳しい地域表示はページの最後にあります。
    また、アンテナマウントの左側面のメモリを使って合わせることもできます。
アンテナマウントイメージ

2. 金具を取り付ける

1ベランダの手すりの格子や笠木に取り付けることができます
■笠木に取り付ける場合
笠木に取り付ける場合イメージ
  • ※付属の六角ボルトを使用してポールが垂直になるように取り付けてください。
■格子に取り付ける場合
テレビ・レコーダー等のチェックイメージ
  • (注1) すべてのベランダに取り付けられるとは限りません。(適した金具をご使用ください)
  • (注2) 危険ですので、アンテナの部品や工具類などを高所から落下させないようにご注意ください。

ご注意!

  • ベランダ・壁面取付金具はポールが垂直になるように取り付けてください。
    垂直になっていないと、アンテナの方向調整の際にうまく進めることができなくなります。
  • 取付時注意イメージ
2アンテナ本体をポールに取り付ける

図のようにアンテナ本体を先ほど取り付けた金具に固定します。
アンテナ背面にある「マウントストッパー」に金具のポール先端が当たるまで差し込みます。
アンテナがポールを中心に手が回せる程度に、ポール取付用ボルト(M6)を左右均等に締めてください。

アンテナ本体をポールに取付イメージ

3. ケーブルをテレビに接続する

1作業を安全かつスムーズに行うために
  • ショートを防止するため、ケーブル接続作業が完了するまでテレビやブースターの電源プラグを抜いておきます。
  • 接続するテレビやレコーダーの取扱説明書を準備しておきます。
2同軸ケーブルの片側を屋内に引き込みます
エアコン排気ダクト利用の場合イメージ
同軸ケーブルの屋内引き込みイメージ
室内への引き込みなら、フラットケーブル(別売)もおすすめ
室内への引き込みなら、サッシ窓の隙間を通すことが可能な「フラットケーブル」のご使用もおすすめです。
フラットケーブルイメージ
3テレビやレコーダーの電源を入れます

準備の際に抜いていたテレビ・レコーダーの電源プラグをコンセントに接続して電源を入れます。

※ブースターをご使用の場合はブースターの電源も入れて下さい。

4テレビやレコーダーからアンテナに電源を送ります

各機器の取り扱い説明書をご確認いただき、図のようにアンテナに電源を送る設定にしてください。

POINT

BSアンテナは、電源が送られていないと衛星放送を受信することができません。

アンテナ設定画面イメージ
5テレビやレコーダーの取扱説明書を確認しBSアンテナのアンテナレベルを画面に表示してください

また、リモコンでBSボタンを押してBS放送が見れる設定にしてください。

POINT

BSアンテナは、電源が送られていないと衛星放送を受信することができません。

BSアンテナレベルイメージ

4. アンテナの方向を調整する

POINT

アンテナの受信範囲はピンポイントです!角度が2度ずれただけで映らなくなりますので、ゆっくり、慎重に、根気強く作業を行ってください。

1取付の際に上下角に誤りがないことを確認します
2西から南西へ、ごくゆっくりと少しずつアンテナを回転させ先ほどテレビに表示したアンテナレベルが変化するところを探してください

目安は、南西方向です。テレビの画面でBS放送が映ることをご確認ください。

POINT

ご近所のアンテナの向きも参考になります。

アンテナレベル調整イメージ
取付時注意イメージ

POINT

アンテナレベルは、2〜3秒遅れて画面の表示が変わります。また、映像が映るまでは0のままで、急激に変化しますので、1cm程度動かしては止め、動かしては止めを繰り返してください。

3BS放送が映るようになったらポール取付用ボルト(M6)2本を左右交互に締め点け完全に固定します
ポール取付用ボルトイメージ
4上下角固定ボルトを少しだけ緩めテレビに表示されたアンテナレベルが最大になるように微調整します。
調整後は、ずれないようにアンテナを手で持ち、上下角固定ボルトを左右交互に締め点け4本とも完全に固定します。
アンテナ設定イメージ
5最後に、テレビの画面でアンテナレベルがほぼ最大になっていることを確認し、BS放送が映っていることを確認してください。

その他製品の詳細は取扱説明書をご覧ください。

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